詳解 サンテミリオン2022年格付け

10年に一回見直されるフランス、ボルドー地方、サンテミリオンの格付けが2022年9月8日にINAO(原産地呼称統制委員会)より発表された。

この格付けは事実上3つのカテゴリーに分けられる。今回114のシャトーが審査され、合計85のシャトーが格付けを取得した。

Premiers Grands Crus Classés A プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA   2シャトー
Premiers Grands Crus Classés B プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB  12シャトー
Grands Crus Classés グラン・クリュ・クラッセ   71シャトー

いずれのカテゴリーも、ワインのAOCはサンテミリオン・グラン・クリュ Saint-émilion Grand Cruである。

Premiers Grands Crus Classés A プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ A  

シャトー・フィジャック 2009年
画像引用:chateau figeac

Château FIGEAC シャトー・フィジャック
Château PAVIE シャトー・パヴィー

今回この2シャトーがサンテミリオンの最高格付けとなった。今後この産地の「顔」となるであろう。

2012年の格付けの際には、4シャトーがこのカテゴリーだったが、2021年から2022年に3シャトー(シャトー・シュバル・ブラン、シャトー・オーゾンヌ、シャトー・アンジュリュス)が格付けから脱退。シャトー・パヴィーChâteau PAVIE を残すのみだった。そこに今回シャトー・フィジャックChâteau FIGEAC が昇格し、2シャトー体制となった。このシャトー・フィジャックの昇格はほぼ全てのボルドーワイン関係者達から予想されており、サプライズではない。シャトー・フィジャックは長年プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAを望んでいたので、喜びもひとしおであろう。

シャトー・フィジャック chateau figeac 1906 古いワインのエチケット

1906年のシャトー・フィジャックのエチケット 1950年代に始まった格付け Premier Grand Cru Classé の 表記はなく、シンプルにPremier Grand Cruと書かれている。画像引用:chateau figeac

Premiers Grands Crus Classés B プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ B

シャトー・ベレールモナンジュのワインボトルが外に建てられている
同じグランクリュクラッセBのシャトー・マグドレーヌを2012年に吸収したシャトー・ベレール モナンジュ
画像引用:chateau belair-monange

Château BEAU-SEJOUR BECOT シャトー・ボーセジュール ベコー
Château BEAUSEJOUR HERITIERS DUFFAU LAGARROSSE シャトー・ボーセジュール エリティエ デフォー ラガロース
Château BELAIR MONANGE シャトー・ベレール モナンジュ
Château CANON シャトー・カノン
Château CANON LA GAFFELIERE シャトー・カノン ラ ガフリエール
Château LARCIS DUCASSE シャトー・ラルシス デュカス
Château PAVIE MACQUIN シャトー・パヴィー マッカン
Château TROPLONG MONDOT シャトー・トロロン モンド
Château TROTTEVIEILLE シャトー・トロットヴィエイユ
Château VALANDRAUD  シャトー・ヴァランドロー
CLOS FOURTET クロ フルテ
LA MONDOTTE ラ モンドット

12シャトーがこのカテゴリーとなった。

シャトー・ラ・ガフリエールが2022年6月に脱退を宣言。シャトー・フィジャックは プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに上がった。結果、2012年格付けの14シャトーから2シャトー減り、12シャトーとなる。

シャトー・ペトリュスのムエックス家が所有するシャトー・ベレール・モナンジュ Château BELAIR MONANGE、シャネル・グループが所有するシャトーカノン Château CANON、2001年に今の所有者となり大きく評価を上げたクロ・フルテ CLOS FOURTET等のシャトーが、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに上がる予想もあったが、結局シャトー・フィジャック以外は昇格しなかった。

そしてこのカテゴリー、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに新たに昇格してくるシャトーはなかった。2012年の格付けでは、シャトー・ヴァランドロー Château VALANDRAUDとラ・モンドット LA MONDOTTEが「飛び級」でこのカテゴリーに上がったが、今回そのようなサプライズはもちろん、グラン・クリュ・クラッセから上がってくるシャトーもゼロという結果であった。この点、落胆しているシャトーもあるようだ。

プルミエ サンテミリオン グランクリュ クラッセ格付けのシャトー・ラルシスデュカスのワインボトル
2012年に昇格したシャトー・ラルシス デュカス 画像引用:chateau larcis ducasse

Grands Crus Classés グラン・クリュ・クラッセ

2022年では71シャトーがこのカテゴリーに格付けされた(全シャトー・リストは後述)。2012年には64シャトーが格付けされており、16シャトーが加わり(昇格)、9シャトーが外れている(降格)。

2022年 グラン・クリュ・クラッセに昇格した16シャトー

昇格したサンテミリオンのシャトー・ラクロワジル
画像引用:chateau la croizille

Château BADETTE シャトー・バデット
Château BOUTISSE シャトー・ブティッス
Château CORBIN MICHOTTE シャトー・コルバン ミショット
Château CROIX DE LABRIE シャトー・クロワ ド ラブリー
Château LA CONFESSION シャトー・ラ コンフェッション
Château LA CROIZILLE シャトー・ラ クロワジル
Château MANGOT シャトー・マンゴ
Château MONTLABERT シャトー・モンラベール
Château MONTLISSE シャトー・モンリス
Château ROL VALENTIN シャトー・ロル ヴァランタン
Château TOUR BALADOZ シャトー・トゥール バラドズ
Château TOUR SAINT CHRISTOPHE シャトー・トゥール サンクリストフ
CLOS BADON THUNEVIN クロ・バドン テュヌヴァン
CLOS DUBREUIL クロ・デュブルイユ
CLOS SAINT-JULIEN クロサンジュリアン
LASSEGUE (Château LASSEGUE) ラセグ

これら昇格した16シャトーには、34haを持つシャトー・マンゴ Château MANGOTや、24haを持つシャトー・ブティッス Château BOUTISSEもあるが、サンテミリオンのワイナリーが比較的小規模とはいえ、格付けシャトーとしては小さいワイナリーが約半数を占める。ガレージワインの祖、ジャン・リュック・テュヌヴァンがつくるクロ・バドン・テュヌヴァン CLOS BADON THUNEVIN。シャトー・ヴァランドローと同じチームが生産しており、近年評価を上げていた。このシャトー・ヴァランドローに触発され、1995年に生産開始したシャトー・ロル・ヴァランタン Château ROL VALENTIN。そしてシャトー・クロワ・ド・ラブリー Château CROIX DE LABRIE、シャトー・ラ・コンフェッション Château LA CONFESSION、クロ・デュブルイユ CLOS DUBREUIL、クロ・サン ジュリアン CLOS SAINT-JULIENは、いずれも少量生産、高品質、高価格なワインだ。

昇格したサンテミリオンのシャトー・ロル・ヴァランタン
画像引用:chateau rol valentin

異色な存在が、ラセグ LASSEGUE(シャトー・ラセグ Château LASSEGUE)か。カリフォルニア、ケンダル・ジャクソンのジャクソン家と、ロバート・パーカー100点を連発したソノマのカルトワイナリー、ヴェリテ Véritéのピエール・セイヤン家のシャトーだ。

シャトー・コルバン・ミショット Château CORBIN MICHOTTEにも触れる必要があろう。2012年のサンテミリオン格付け後、シャトー・クロック・ミショット Château CROQUE MICHOTTE、シャトー・コルバン・ミショット Château CORBIN MICHOTTE、シャトー・ラトゥール・デュパン・フィジャック Château LA TOUR DU PIN-FIGEAC (Giraud-Bélivier)の3シャトーが複数の裁判に関わったことはよく知られている。

シャトー・クロック・ミショットは1996年に降格後、2006年、2012年、2022年と3回に渡って昇格できず、2022年6月格付けから脱退を宣言した。
シャトー・コルバン・ミショットは2012年格付けで降格となったが、2022年で昇格した。
シャトー・ラトゥール・デュパン・フィジャックは2006年で降格後、2012年でも昇格できなかった。2022年6月隣接するシャトー・シュバル・ブランに買収され、2022年格付けには参加していないようだ。このシャトーの今後はまだ確定していないが、おそらく吸収されて消滅するだろう。

結果、3シャトーそれぞれ異なった道を歩む形になった。

2022年グラン・クリュ・クラッセから降格した9シャトー 

「降格」というより「格付けから外れた」という言い方が正しいと思うが、本文章では「降格」で統一する。

格付けから脱退したシャトー・フォリードスシャール 2020
シャトー・フォリー・ド・スシャールは、後ろに見えるシャトー・ダッソーに買収された 
画像引用:chateau faurie de souchard

Château L’ARROSEE シャトー・ラロゼ
Château LA CLOTTE シャトー・ラクロット
Château FAURIE DE SOUCHARD シャトー・フォリー ド スシャール
Château LES GRANDES MURAILLES シャトー・レ グラン ミュライユ
Château GRAND-PONTET シャトー・グランポンテ
Château PAVIE-DECESSE シャトー・パヴィーデュセス
Château QUINAULT L’ENCLOS シャトー・キノ ランクロ
Château TERTRE DAUGAY シャトー・テルトル ドゲイ
CLOS LA MADELEINE クロ・ラ マドレーヌ

この9シャトーだが、結論から言えば、「実力不足で格付けから降格したシャトーはない」。以下それを説明する。

シャトー・ラロゼ Château L’ARROSEE、シャトー・テルトル・ドゲ Château TERTRE DAUGAY、シャトー・グラン・ポンテ Château GRAND-PONTETの3シャトーは、シャトー・クインタス Château QUINTUSに吸収されている。このシャトークインタスは、シャトー・オーブリオン(5大シャトー)を持つドメーヌ・クラレンス・ディロン Domaine Clarence Dillonが2011年に始めた新しいワイナリーだ。今回は3シャトーが合併したことで格付けから脱退したが、将来的にはプルミエ・グランクリュクラッセを狙うシャトーになるだろう。既に評価も高い。

シャトー・パヴィー・デュセス Château PAVIE-DECESSE(3ha所有)が格付けから外れる話は、驚くに値しない。近年の評価や価格ではプルミエ・グランクリュクラッセに上がるべきシャトーだが、隣接するシャトー・パヴィーChâteau Pavieと同じ所有者で、以前から37haあるシャトー・パヴィーに吸収される話があった。シャトー・パヴィーが2012年に格付け最上位のプルミエ・グランクリュクラッセAに昇格したばかりなので、すぐには吸収しなかったのだろう。

2.3haと小さなクロ・ラ・マドレーヌ CLOS LA MADELEINE も隣接するシャトーに吸収される予定だ。1996年格付けから降格、2006年昇格できず、2012年に昇格。2017年にシャトー・ペトリュスのムエックス家が買収。このムエックス家は、クロ・ラ・マドレーヌに隣接するプルミエ・グランクリュクラッセBのシャトー・ベレール・モナンジュを所有しているので、そのまま吸収され、消滅するはず。

シャトー・レ・グラン・ムライユ Château LES GRANDES MURAILLESは、2012年にクロ・フルテに買収され、同じチームが運営している。2haと小さいシャトーであり、ここも隣接するクロ・フルテに吸収されるか、格付けの必要なしと判断された可能性が高い。

シャトー・フォリー・ド・スシャール Château FAURIE DE SOUCHARD(12ha所有)は、2006年格付けで降格し、2012年昇格した。2013年、隣接するシャトー・ダッソー Château Dassault(29ha所有)に買収された。このシャトーもシャトー・ダッソーに吸収されるか、格付け維持の必要なしと判断されたのだろう。

シャトー・ラ・クロット Château LA CLOTTEは、格付けから外れるのではなく、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB に昇格しても不思議ではないワイナリーだ。2014年にシャトー・オーゾンヌのVauthier家に買収されており、評価も価格もプルミエ・グラン・クリュ・クラッセのレベル。ここはシャトー・オーゾンヌに倣って、格付けから脱退ということだろう。

シャトー・キノ・ランクロ Château QUINAULT L’ENCLOSも同じ理由か。2008年にルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーLVMHグループが買収。このグループのシャトー・シュバル・ブランと同じチームがワインを生産している。このシャトー・キノ・ランクロもシャトー・シュバル・ブラン格付け脱退の流れに倣ったということだろう。

結局、「グラン・クリュ・クラッセから実力不足で降格したシャトーは1つもなく、最初から格付け申請を行わなかったか、有名シャトーのグループで格付けを必要としていないシャトー」だけである。格付け審査の申請や、様々な準備に膨大なお金がかかる点を勘案する必要があろう。

もちろん、「微妙な品質だったシャトーの整理がここ30年で進んだ」ということも指摘しておきたい。例えば、サンテミリオンでは、直近3回の格付けで、計31シャトーが格付けから降格した(1996年10シャトー、2006年13シャトー、2012年8シャトーが降格)。降格理由は様々だが、この中に品質等が微妙なシャトーがあったことは事実。その降格組31シャトーで、1990年代から2022年9月まで、オーナーが変わらず経営されているのは僅か5シャトーだけ。残りは、新オーナーが品質を上げたか、他シャトーに吸収され消滅している。サンテミリオンには500以上のワイナリーがあるが、1990年代以降その3分の1のオーナーが変わったと言われ、降格組以外でもかなりのグラン・クリュ・クラッセのシャトーでオーナーが変わっている。この様な形で「微妙なシャトーの整理」が進んだことが、今回の降格シャトーなしに繋がっている。

結論

シャトー・トロットヴィエイユ 2021年
画像引用:chateau trotte vieille

サンテミリオンの格付けはワイン・テイスティングのコンクールではない。ワイン試飲による評価だけでなく、シャトーの建物、土壌・栽培・醸造、エノツーリズムや駐車場、インターネット上のHPまで評価対象となる。

2012年の格付けと今回2022年の格付けでは、シャトーを評価する配点基準が変更になった。2012年では配点の30%がワインの試飲。2022年ではそれが50%に上がっており、この配点の変更は大きい。だから、「2022年の格付けでは大きな変動があるのでは」と言われ、昇格シャトー、降格シャトーが噂になっていた。しかし、蓋を開けてみると、昇格したシャトーは比較的少数で、降格したシャトーは事実上なし、という結果であった。特にプルミエ・グラン・クリュ・クラッセB に昇格したシャトーがゼロというのはちょっとした驚きであった。

「サンテミリオンの2022年の格付けは、過去15年に渡る大きな混乱を収拾し、正常化することがINAOや格付け責任者達の重要な目的で、原則降格シャトーは出さず、新たな裁判沙汰を封じ、必要最小限の変更のみに留めた。」

という印象を受ける。2006年の格付けは裁判所で取り消され、2012年格付けを巡ってはシャトー・アンジュリュスのユベール ド ブアールに執行猶予付きの有罪判決が出た。15年間にも及んだ裁判でサンテミリオン格付けの価値・権威は失墜し、2021年には格付け最上位シャトー・オーゾンヌ、シャトー・シュバル・ブランの脱退を招いた。今回もし同じ様なことが起こった場合、サンテミリオン格付けから多数の脱退シャトーを出すことになり、格付け自体が空中分解しかねない。それゆえ格付けの変更を控え目に行ったということだ。

今回の2022年格付けに対して、反骨心旺盛なシャトー・クロック・ミショットChâteau CROQUE MICHOTTEは、再度法廷闘争に出るらしい。このシャトーは1996年にグラン・クリュ・クラッセから降格後、2006年、2012年、2022年と3回に渡って昇格できず、2022年6月に格付けから脱退を宣言。INAOとの裁判はもちろん、独立した新たな格付けシステムを計画中だとか。それらがうまくいくかは微妙だが、完全な終息まで、もう少し時間がかかりそうだ。

昇格できず格付けから脱退したシャトー・クロックミショット 1974

シャトー クロック ミショットがグラン クリュ クラッセ Grand Cru Classé 格付けだった時代のエチケット 画像引用:chateau croque-michotte

※ 2006年の格付けは、「降格シャトーなし」が「最終的な」公式見解だが、本文章ではオリジナルの降格13シャトー(グラン・クリュ・クラッセ)をそのまま降格シャトーとしている。

付表 INAOが発表したオリジナルの格付けリスト 2022

PREMIERS GRANDS CRUS CLASSES

Château BEAU-SEJOUR BECOT
Château BEAUSEJOUR HERITIERS DUFFAU LAGARROSSE
Château BELAIR MONANGE
Château CANON
Château CANON LA GAFFELIERE
Château FIGEAC (distinction A)
Château LARCIS DUCASSE
Château PAVIE (distinction A)
Château PAVIE MACQUIN
Château TROPLONG MONDOT
Château TROTTEVIEILLE
Château VALANDRAUD
CLOS FOURTET
LA MONDOTTE

GRANDS CRUS CLASSES

Château BADETTE
Château BALESTARD LA TONNELLE
Château BARDE-HAUT
Château BELLEFONT-BELCIER
Château BELLEVUE
Château BERLIQUET
Château BOUTISSE
Château CADET-BON
Château CAP DE MOURLIN
Château CHAUVIN
Château CLOS DE SARPE
Château CORBIN
Château CORBIN MICHOTTE
Château COTE DE BALEAU
Château CROIX DE LABRIE
Château DASSAULT
Château DE FERRAND
Château DE PRESSAC
Château DESTIEUX
Château FAUGERES
Château FLEUR CARDINALE
Château FOMBRAUGE
Château FONPLEGADE
Château FONROQUE
Château FRANC MAYNE
Château GRAND CORBIN
Château GRAND CORBIN-DESPAGNE
Château GRAND MAYNE
Château GUADET
Château HAUT-SARPE
Château JEAN FAURE
Château LA COMMANDERIE
Château LA CONFESSION
Château LA COUSPAUDE
Château LA CROIZILLE
Château LA DOMINIQUE
Château LA FLEUR MORANGE
Château LA MARZELLE
Château LA SERRE
Château LA TOUR FIGEAC
Château LANIOTE
Château LARMANDE
Château LAROQUE
Château LAROZE
Château LE CHATELET
Château LE PRIEURE
Château MANGOT
Château MONBOUSQUET
Château MONTLABERT
Château MONTLISSE
Château MOULIN DU CADET
Château PEBY FAUGERES
Château PETIT FAURIE DE SOUTARD
Château RIPEAU
Château ROCHEBELLE
Château ROL VALENTIN
Château SAINT-GEORGES (COTE PAVIE)
Château SANSONNET
Château SOUTARD
Château TOUR BALADOZ
Château TOUR SAINT CHRISTOPHE
Château VILLEMAURINE
Château YON-FIGEAC
CLOS BADON THUNEVIN
CLOS DE L’ORATOIRE
CLOS DES JACOBINS
CLOS DUBREUIL
CLOS SAINT-JULIEN
CLOS SAINT-MARTIN
COUVENT DES JACOBINS
LASSEGUE

参考文献 INAO    RVF   Vitisphere   Terre et Vins

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