ドルーアンがブルゴーニュの2ドメーヌ買収

フランス、ブルゴーニュ地方、ボーヌに本拠地を置くジョセフ・ドルーアン Joseph Drouhinが、ブルゴーニュにある2つのワイナリーを買収した。2023年6月1日に発表された。

今回ドルーアンが買収したワイナリーは、サン・ロマンにある ドメーヌ・ジャン・フランソワ・ラペ Domaine Jean-François Rapet。8,5haのサンロマン(赤白)を中心に、オーセイ・デュレス、ムルソー、ポマールのブドウ畑、約13haがドルーアンに加わる。ペルナン・ヴェルジュレスにある高名なドメーヌ・ラペ・ペール・エ・フィス Domaine Rapet Père & Filsではないので注意されたい。

ボーヌのジョセフ ドルーアンに買収されたブルゴーニュ、マコン、サンヴェランにあるシャトー ド シャスラの建物とブドウ畑

今回買収されたシャトー ド シャスラの建物とブドウ畑 画像引用:chateau de chasselas

ドルーアンは南ブルゴーニュ、マコン、サン・ヴェランにある シャトー・ド・シャスラ Château de Chasselasのブドウ畑も買収した。AOCサン ヴェラン内にあり、7.5haのAOCサン・ヴェラン(シャルドネ種)と、0.5haのヴァン・ド・フランス(シャスラ種)等のブドウ畑を入手した。ドルーアンはシャトーの敷地内でワインの醸造も行う。シャトー・ド・シャスラは中世に遡る歴史的な建造物を持ち、その一部はホテルとなるが、こちらは他の会社が入手しドルーアンは関わらない。ドルーアンの手によるシャトー・ド・シャスラのワインは、2024年の夏にリリースされる予定。

ジョセフ・ドルーアンは既に14のグランクリュ、20のプルミエクリュの自社畑をブルゴーニュに持つネゴシアンだが、今回の買収で約100haのブドウ畑を所有することとなる。

情報ソース: FIGARO

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