ドメーヌ・トラぺ の新キュベ「 ジュヴレ・シャンベルタン Cuvee “1859” 」

ジュヴレ・シャンベルタン キュベ “1859”  2019   ドメーヌ・トラぺ

Gevrey-Chambertin Cuvée “1859”  2019   Domaine Trapet
ジュヴレ シャンベルタン キュベ “1859”  2019   ドメーヌ トラぺ

フランス・ブルゴーニュ地方、ジュヴレ・シャンベルタン村に本拠地を置くドメーヌ・トラぺは、2019年ミレジムから新しいキュベをリリースした。但し新しい畑を取得したわけではない。1859年にトラぺ家がジュブレ・シャンベルタン村に初めて取得した2つのブドウ畑であるEn DéréeとChamperierを、独立したキュベとして醸造・瓶詰めしたワイン。ジュヴレ・シャンベルタン村内だが、ブロション村に近い斜面中腹の2つの村名畑であり、その樹齢は50年程度。2パーセルで約0.30haの広さだという。

1930年代のトラぺのエチケットを再現したのがポイントだろう。当初はAOC発足前で、エチケットに「APPELLATION CONTOROLEE」はなかった。その後AOCが発足し、エチケット上に斜めにこれが刻まれた。写真ではハッキリしないが、エチケット右下に「Cuvée 1859」が刻まれている。

味わいそのものは今までのトラぺのジュヴレ・シャンベルタン村名と大きな違いはないと思う。ここ30年、ブルゴーニュワインのエチケットはモダンなものに変わってきたが、最近「レトロ」なエチケットが出始めている。それが「新しい」のかも。

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