2022年3月、ボルドー・ソーテルヌ格付け1級の2シャトーが新キュベのリリースを発表した。

画像引用:Château Guiraud
ソーテルヌ格付け1級シャトー・ギロー、2020年ミレジムより以下のワインをリリース。
Château Guiraud Grand Vin Blanc Sec
シャトー・ギロー・グラン・ヴァン・ブラン・セック
生産本数11000本。ソーヴィニヨンブラン70%、セミヨン30%で砂・粘土が混ざる砂礫質の土壌で6666本の密植度。樽発酵・熟成12か月。標準価格は60ユーロTTC(税込み)。

ソーテルヌ格付け1級シャトー・スデュイローは、2020年ミレジムから新たに3種類の辛口白ワインをリリース。
Château Suduiraut Vieilles Vignes Grand Vin Blanc Sec
シャトー・スデュイロー・ヴィエイユ・ヴィーニュ・グラン・ヴァン・ブラン・セック
主にセミヨン種の辛口白ワイン 平均樹齢45年。
Château Suduiraut Pur Sémillon Grand Vin Blanc Sec
シャトー・スデュイロー・ピュル・セミヨン・グラン・ヴァン・ブラン・セック
セミヨン種100%の辛口白ワイン
以上2つのワインが上級キュベ。
Lions de Suduiraut Bordeaux Blanc Sec
リオン・ド・スデュイロー・ボルドー・ブラン・セック
名称変更 以前はBlanc Sec de Suduiraut ブラン・セック・ド・スデュイロー
今後シャトースデュイローの甘口ワインの生産量は減るが、最良の貴腐ブドウから引き続き高品質な甘口白ワインを生産し続ける。
情報ソース: TERRES ET VINS、VITISPHERE、France3他
新キュベの写真は購買意欲をかきたてる。ただ、今回のニュースは単なる新作発表ではない。この2つのシャトーがあるソーテルヌの未来に関わる重要なニュースだ。それを今回ご説明したいと思う。少し長文になるが、ご容赦頂きたい。

第1章 ソーテルヌの今 「甘口ワインが売れない」
フランス南西部にあるボルドーは世界的に著名なワイン産地であり、様々なワインを生産している。その中でもソーテルヌは貴腐ブドウからつくる甘口白ワインに特化したエリア。17世紀には既に甘口白ワインを生産した記録があり、その歴史は古い。この地を流れるシロン川が霧を発生させ、独特の気候をつくり、貴腐ブドウがつくられる。そのワインの評価は古くから非常に高く、「世界三大貴腐ワイン」にも選ばれている。

この世界に冠たる甘口ワインの産地で異変が起きている。21世紀に入り、「甘口ワインが売れない」のだ。品質が低下したわけではなく、現代のワイン専門家の評価は昔と変わらず高い。しかし、消費者がついてこない。何故甘口ワインが売れなくなったのかは、別の機会にまとめたいので今回は説明をしないが、甘口ワイン生産をメインに据えてきたソーテルヌのワイナリーは経営的に大きな問題を抱えている。ソーテルヌ・ワインの3分の2はフランス国内向けで、その落ち込みが激しい。欧州市場全体でも同様の傾向で、今後さらに厳しい状況になることが見込まれている。21世紀に入り、ボルドーやブルゴーニュの高級ワインが激しく値上がりしたが、ソーテルヌワインの値上がりは無視できる。「ソーテルヌでワイン販売に問題がないのは1855年格付け筆頭のシャトー・ディケムぐらいで、どこも在庫を抱えている。」と言われ、実際、多くのワイナリーで経営的な問題から、所有者が変わった。

ソーテルヌのワイナリーは決して手をこまねいている訳ではない。様々な施策を試みている。ファッショナブルなボトルを採用し消費者にアピールするマーケティングや、積極的にシャトーに訪問客を受け入れ、甘口ワインファンを増やそうとしてきた。格付け筆頭のシャトー・ディケムが有料で訪問客を受け入れるとは、以前では考えられなかったことだ。ホテルを併設したり、高級なレストランを開き、甘口ワインを飲む機会を増やそうと努力しているシャトー・ギローやシャトー・ラフォリ・ペイラゲの例もある。格付け2級のシャトー・バストル・ラモンターニュのように、炭酸水ペリエとお手頃キュベであるソーテルヌ SO を割って飲むカクテルを提案したり、ホットワイン(Vin Chaud)を提案したシャトーもある。

このような懸命な努力にもかかわらず、甘口ワインの消費減少には歯止めがかからない。ソーテルヌのワイナリーは具体的に何をするかというと、人気のない甘口ワインの生産を減らし、人気がある辛口白ワイン生産にシフトする。或いは、あまり利益は出ないが、ネゴシアンにブドウやワインを売却するしかない。元々ソーテルヌの甘口ワインは毎年生産することが出来ない。甘口ワインの元となる貴腐ブドウは天候に大きく左右されるため、年によっては生産ゼロである。だからソーテルヌの多くのシャトーは、経営を安定させるため、辛口白ワインを生産してきた。そしてワイン価格次第だが、甘口ワインよりも辛口ワインの方が利益が出やすい。結果、世界屈指の甘口ワインの産地にもかかわらず、甘口ワインの生産が減少し、辛口白ワインの生産が増えている。
第2章 ソーテルヌの伝統的なルール

「ソーテルヌ SauternesというAOCは貴腐ブドウからつくられた甘口白ワインのみ許され、他のワインのAOCはシンプルなボルドー Bordeauxになる」という法規は、この産地の基本だ。それ以外にソーテルヌのワイナリー(大部分がシャトー)には、ある種の「ルール」があった。
1) 甘口白ワインは透明のボトル、辛口白ワインは緑色か茶色のボトルを使用する。例外もある。
2) ソーテルヌのシャトーは甘口白ワインが主役=看板ワイン。辛口白ワイン等他のワインはそれよりもかなり安い価格でリリースする。
3) シンプルにシャトー名のみを名乗る場合、それは看板となる甘口白ワインを指す。辛口白ワイン等は、シャトー名を連想させながらも、甘口ワインとは別の名前にする。Sec セックはフランス語で辛口を意味するが、シャトー・ディケム・セックとか、シャトー・ギロー・セックという名称は使用しない。単にセックという言葉をシャトー名の後ろにつけるだけでは、消費者が間違える恐れがあるからだ。それにセックという言葉は、フランス語圏以外では辛口として理解されない。
1)、2)は説明の必要がないと思うので、以下で3)について詳述する。

画像引用:Château de Rayne Vigneau
「ソーテルヌのシャトーは、甘口だけでなく辛口白ワインもつくっています。ワイン名は甘口と辛口では別にします。例えば、シャトー・ギロー Château Guiraudは甘口、ジー・ド・シャトー・ギロー G de Château Guiraudは同じシャトーでつくられる辛口です。両者の名称が明瞭に分かれている必要があります。『あるレストランでシャトー ギローの辛口を飲んで興味を持った客が、別のレストランで注文したら甘口でビックリ!?』では困るのですよ。」
以前、ボルドーのネゴシアンがしてくれた説明だ。歴史的に、ソーテルヌのトップ・シャトーは甘口ワインと辛口ワインの両方を生産し、甘口と辛口の名称を明瞭に分けてきた。例えば、
Château d’Yquem シャトー・ディケム(甘口)
Y d’Yquem イグレック・ディケム(辛口)
Château Rieussec シャトー・リューセック(甘口)
R de Rieussec エール・ド・リューセック(辛口)
Château Guiraud シャトー・ギロー(甘口)
G de Château Guiraud ジー・ド・シャトーギロー(辛口)
Château de Rayne Vigneau シャトー・ド・レーヌ・ヴィニョー(甘口)
Le Sec de Rayne Vigneau ル・セック・ド・レイヌ・ヴィニョ(辛口)
Château Climens シャトー・クリマン(甘口)
Asphodele du Château Climens アスフォデル・デュ・シャトー・クリマン(辛口)
Château Coutet シャトー・クーテ(甘口)
Opalie de Château Coutet オパリー・ド・シャトー・クーテ(辛口)
シンプルにシャトー名だけの場合は「主役」である甘口白ワイン。「脇役」である辛口白ワインはイニシャルを使用するなど、そのシャトーを連想させつつ別のワイン名とする。シャトー・ディケム・セックはしない。おそらく唯一の例外は、ソーテルヌ格付け2級のシャトー・ドワジー デーヌChâteau Doisy Daëne。ここは1948年から辛口のシャトー・ドワジー・デーヌ・グラン・ヴァン・セックChâteau Doisy Daëne Grand Vin Secを生産してきた。
例外はあるにせよ、この様な名称のシステムが戦後長らく続いてきたのだ。

第3章 クロ・デ・リュヌ Clos des Lunes ソーテルヌのヌーヴェル・ヴァーグ到来
2011年、ボルドー・ぺサック・レオニャンの格付けシャトー、ドメーヌ・ド・シュバリエ を所有するベルナール家が、ソーテルヌの シャトー・オーカプラン Château Haut Caplane を買収。クロ デ リュヌ Clos des Lunesと名付けた。

画像引用;Clos des Lunes
シャトー・ディケムやシャトー・ギローに接する好立地にある ものの、約13haの無名なシャトー。そこで彼らは、「甘口ワイン産地のソーテルヌで、辛口白ワインのワイナリーをつくる」ことを決断。2011年ミレジムで辛口白ワインを実験的に生産した後、2012年ミレジムで3種類の辛口白ワインをリリース。これが大きな反響を呼んだ。特に最上級キュベ、 リュヌ ドール Lune d’Or はワインのプロフェッショナル達からかなり高い評価を得た。これまで、シャトー・ディケムがつくる高級辛口白ワイン、イグレックという例外はあるにせよ、ソーテルヌでつくられる辛口白ワインは「脇役」扱いだった。ベルナール家は、「ソーテルヌは今危機にあるが、辛口白ワインでこの状況から抜け出せるはずだ。ソーテルヌの地では最上級の辛口白ワインをつくることができる。1990年代の重たい辛口白ワインではない新しいスタイル、それがこのワインだ!」と世界中でアピール。ドメーヌ・ド・シュバリエがボルドー屈指の辛口白ワイン生産者とはいえ、ソーテルヌの地で大成功を収めたことは衝撃であった。2011年の買収前までは無名なシャトーだったことも大きい。このワイナリー、クロ デ リュヌ Clos des Lunesは、周辺のブドウ畑を次々と入手。今では70haを超える規模にまで拡大している。

第4章 格付けシャトーの追随 シャトー・ラフォリ・ペイラゲの挑戦
2014年、スイス人実業家シルビオ・デンツ Silvio Denzがソーテルヌ格付け1級であるシャトー・ラフォリ・ペイラゲ Chateau Lafaurie-Peyraguey を買収。当時苦境に喘ぐソーテルヌのワイナリー買収価格は非常に魅力的だったという。高級クリスタルブランド、ルネ・ラリック René Laliqueを所有するシルビオ デンツは、これまでの伝統にとらわれず、新たな試みを次々行っていった。ワイン生産に関しては、次の通り。

画像引用:Chateau Lafaurie-Peyraguey
- ソーテルヌ格付け2級のシャトー ドワジーデーヌのオーナーでもあり、ボルドー大学で教鞭を取る故ドュニ・デュブルデュー氏をコンサルタントに迎える。彼は辛口ボルドーワインのスペシャリストとして有名だった。
- ブドウ畑の50%を辛口用にする。辛口白ワインもファーストとセカンドの2種類をつくる。ファーストワインはシャトー・ラフォリ・ペイラゲ・グラン・ヴァン・セック Chateau Lafaurie-Peyraguey Grand Vin Sec、セカンドワインはル・リス・ド・ラフォリ・ペイラゲ Le Lys de Lafaurie-Peyraguey。
- 甘口ワインは、最上の貴腐ブドウが取れる畑に限定。生産量を減らし、品質を向上させる。
辛口白ワインに関しては、オーナーであるシルビオ・デンツ自らクロ デ リュヌの成功に刺激を受けたことを公言している。ミレジムにもよるが、甘口のファーストワインとほぼ同じ価格帯の辛口のファーストワインをリリース。これはソーテルヌ格付け1級シャトーでは初めてだった。そして辛口のファーストワインの名称が、シャトー・ラフォリ・ペイラゲ・グラン・ヴァン・セックであり、これはシャトー・ラフォリ・ペイラゲイ・セックと市場では短縮されて呼ばれる。前章のソーテルヌの伝統的なルールの「2) 辛口ワインはソーテルヌにおいては脇役であり、甘口ワインよりもかなり安い価格で販売する」、「3) 甘口と辛口ワインの名称は明瞭に分ける」、の両方を同時に変更したのだ。

ファーストワインのボトルはクリスタルガラスのブランドらしい拘り
画像引用: Chateau Lafaurie-Peyraguey
第5章 シャトー・ギロー と シャトー・スデュイロー の新キュベ発表の意味
ここで今回の記事冒頭のシャトー・ギロー Château Guiraud と シャトー・スデュイロー Château Suduiraut の新キュベ発表の説明となる。結論からいうなら、この2シャトーは前章のシャトー・ラフォリ・ペイラゲに追随することを決めたのだ。
シャトー・ギローは長らく辛口白ワイン ジー・ド・シャトー・ギローG de Château Guiraud を生産しており、2020年ミレジムからシャトー・ギロー・グラン・ヴァン・ブラン・セックChâteau Guiraud Grand Vin Blanc Sec が加わった。シャトー・ギローの共同オーナーの一人に、本稿第3章ヌーヴェルヴァーグを起こしたクロデリュヌのベルナール家がいるので、当然の流れだろう。注目すべきはその価格。60ユーロTTC(税込み価格)というのは、標準的なミレジムの看板甘口ワイン=シャトー・ギローの価格と変わらない。そしてこの新しい高級辛口ワインは、シャトー・ギロー・セックと短縮されて市場で呼ばれることになるのだ。

画像引用:Château Guiraud
もう一つのシャトー・スデュイローは、2004年にエス・ド・スデュイロー S de Suduirautをリリースし、2015年にはさらに安い価格帯のブラン・セック・ド・スデュイローをリリース。既に2種類の辛口白ワインを生産していた。2020年ミレジムからこれを一新するわけだが、ポイントは シャトー・スデュイロー・セックと市場で呼ばれる高価格な辛口白ワインを生産することだ。
この2シャトーともソーテルヌ格付け1級として品質的にも著名なシャトーであり、本格的に高級辛口白ワインを生産開始したことは大きい。今後他のソーテルヌのシャトーが追随する可能性が極めて高いと思う。甘口ワイン生産だけで生き残ることが難しい以上、他に方法はないかもしれない。
第6章 ソーテルヌの未来を占う 主役と脇役の交代

消費者に混乱を与える可能性があるにも関わらず、シャトー・スデュイロー・セック、シャトー・ギロー・セックをリリースする理由はなぜなのか。
今後、辛口白ワイン生産量が甘口白ワインよりも多くなることを想定している。その際、新たな主役となる辛口のファースト・ワインには、シャトー Châteauがワイン名の頭にある方が高級感がある。例えば、エス・ド・スデュイロー S de Suduirautのような名称よりも、シャトー・スデュイロー・セックChâteau Suduiraut Secの方が高級なファーストワインに相応しい。
伝統と格式を重んじるボルドーのシャトーがこの様なことを面と向かって我々に話すことはないが、彼らの「本音」とはこの辺りだと思う。消費者側で多少の混乱があろうとも、辛口白ワインを前面に押し出して生き残っていくのに、今までのシステムでは不十分と判断したということだろう。
ここまでセックがシャトー名の後ろに付く付かないといった名称の話をしてきたのには理由がある。将来、ソーテルヌのワイナリー名、つまりワイン名の「入れ替わり」が起きると思われるからだ。
「今はシャトー・スデュイローが甘口ワインで、シャトー・スデュイロー・セックが辛口ワイン。将来、辛口ワインが生産の大部分を占めるようになった時、シャトー・スデュイローが辛口ワインで、シャトー・スデュイロー・ソーテルヌが甘口ワインと呼ばれるようになる。」
と予想する。辛口白ワインがそのシャトーの主役となる状況が長く続けば、辛口を意味するSecセックが事実上省略されていくはずだ。ソーテルヌ1855年の格付けがあっても、より多く生産されるワインの方が、看板ワインの名前になっていく。
「そんなことあり得ない」と思われる方がいらっしゃるかもしれない。ブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェの歴史を見て欲しい。今から約100年前、単にシャサーニュ・モンラッシェと言ったら赤ワインだった。当時この村でつくられるワインの殆どが赤ワインだったからだ。白ワインをシャサーニュ・モンラッシェ・ブランと言っていた。現代では、単にシャサーニュ・モンラッシェと言ったら白ワインであり、赤ワインをシャサーニュ・モンラッシェ・ルージュと言う。入れ替わったのだ。同じようなことがボルドーのソーテルヌでも起きるであろう。目下その流れを食い止めるものは何もなさそうだ。シャトー・ディケムだけが最後まで抵抗しそうではあるが。
最後に技術的な話になるが、セミヨン種がソーテルヌの主要品種だが、貴腐用と辛口用では同じセミヨン種でも別である。ソーテルヌではこれまで貴腐が付きやすいセミヨン種が植えられてきた。今後辛口ワインがメインとなれば、貴腐が付きづらい辛口用のセミヨン種が新稙されていくだろう。結果、ソーテルヌで生産される辛口白ワインはもちろん、甘口ワインのスタイルも変わっていくはずだ。甘口ワインは数年に1回、在庫を見ながら収穫する時代になった時、今の様に同一年に複数回の収穫ができるのか、そのシャトー最上の畑が甘口に使われるのか辛口に使われるのか、醸造機材も含めて、変わっていかざろう得ないだろう。

まとめ
- 世界に冠たる甘口ワイン産地のソーテルヌで、甘口白ワインから辛口白ワインへの生産シフトが起こっている。ワイン専門家達の評価が高くても、消費者が飲む量は減少している。「ソーテルヌは世界屈指の甘口ワイン産地だが、生産されるワインの大部分は辛口白ワイン」、となるのはもはや時間である。
- その生産シフトに伴い、産地のルールが変わってきている。辛口白ワインは脇役の立場だったが、今後は主役の立場となる。これまでなかった高価格帯の辛口白ワインが登場。ワイン名のルールも変わってきている。
- 辛口白ワインが生産のメインとなると、ソーテルヌの甘口ワインのスタイルや味わいも変わってくる可能性がある。
ソーテルヌはこれまで甘口ワインに特化した特殊な産地だったが、「辛口ワインが生産のメインで、甘口ワインを時折少量生産する」、普通のワイン産地になるということだ。ボルドーはフランス伝統ワイン産地の心臓部であり、どこか変化を嫌う風潮がある。しかし、ソーテルヌは別で、生き残るためにも変化が義務。今後ソーテルヌの新展開から目が離せない。

